「とっておきのフラッグを作ろう!」を実施しました。
2月18日(日)に絵本作家の中川洋典さんを講師に迎え、「とっておきのフラッグをつくろう」を開催しました。
三角形のフラッグに好きな画材で好きなものを使って好きなように好きなものをどんどん描いていき、それを集めて一つの作品にして、いくPAの図書室~ふくろうの森~に飾っちゃおうという企画です。
当日は親子連れや小学生を中心に30人を超える参加がありました。始める前に中川さんから説明があります。何を書いてもいい。何を使ってもいい。何枚書いてもいい。何と楽しい作業でしょう。
早速作品づくりのスタートです。「それ何?」「それどうやって書いてんの?」「めっちゃきれいやん」「こまかー」「これはこれでいっか」などいろんな所からいろんな声が聞こえてきます。枚数を重ねるにつれて、筆の使いが大胆になっていき、何かから解放されたように次々に作品が出来上がってきます。
黙々と作業を進める人、「これはな」と絵の説明をしてくれる人、他の人の作品をしっかり観察する人、楽しみ方もそれぞれです。
中川さんも1枚1枚手に取り、「これはなかなか描けないよ。」「素晴らしいなあ。」と子どもたちの作品に感心しきり。
たくさんのアーティストが作品作りに没頭する横で、ボランティアスタッフがせっせとドライヤーで作品を乾かして、のりづけをしていきます。
あっという間に2時間が経ち、終了。絵の具で汚れた手と足と充実感いっぱいの顔があちこちに見られました。現在フラッグたちはいくPAの図書室~ふくろうの森~に素敵にレイアウトされ、来館者の顔を綻ばせてくれています。期間限定ですので、ご覧になりたい方は早めにふくろうの森まで足をお運びください。
今回の「とっておきのフラッグをつくろう」は中川さんをはじめ、いくPAの図書室~ふくろうの森~のボランティアスタッフの多大なる協力のもと、実現しました。
画材の収集や紙の準備、広報、部屋の養生、当日の実施に片付けまで。展示用にと中川さんの作品を貸してくださった方もいました。みなさん本当にありがとうございました。