1月22日(水)、大阪府立大阪わかば高校の授業に、IKUNO・多文化ふらっとが講師として参加しました。今年度卒業予定の外国ルーツの生徒を対象にした、「母語継承語F」という授業です。
今回の授業は、大阪わかば高校の「多文化共生日本語チーム」の先生方との相談で実現したものです。新しいステップへ進むにあたって、卒業後もたくさんの人につながり、必要な時に助けを求められることが大切であるという思いから、授業時間内でIKUNO・多文化ふらっとの紹介の機会を設けてくださいました。
これまでも、大阪わかば高校とIKUNO・多文化ふらっとは、「わかばプロボノプロジェクト」での連携協力を行い、多文化クロッシングフェスの舞台や多言語絵本の読み聞かせ、株式会社RETOWNへの訪問など、生徒の皆さんともいろいろな活動を行ってきました。
しかし、生徒の皆さんにとっては「いくのパーク」は馴染み深い場所でも、「IKUNO・多文化ふらっと」という名前はまだあまりピンと来ないようす。あらためて、ふらっとの事業の内容や団体の役割を紹介するとともに、ほんの少しですが日本の複雑な税金や社会保険の制度についても解説しました。自宅に届くハガキや封筒を無視せず、わからなければ必ず相談することが大切、というメッセージを伝えました。
生徒の皆さんには、卒業後も気軽な相談場所として、また居場所や活躍の場として、ふらっとのことを思い出してもらえれば嬉しいです。
(画像:授業で使用したスライドの一部)