春休みの4月2日(火)に、地域の子どもたちが自由に遊べる機会をつくろうと、第5回いくのぷれーぱーくが、いくのパークで開催されました。いくのパークでの開催は昨年8月に続き2回目。主催はNPO法人IKUNO・多文化ふらっと、生野子育ち社会化研究会。協力は生野区子ども・子育てプラザ、生野区社会福祉協議会。春らしい陽気に恵まれた当日朝10時30分から、地域の子どもたち36名、大人16名、スタッフ11名など63名を越える参加者がありました。
体験メニューとして、いくのパークの防災かまどを利用した竹の棒につけたパンを焼くコーナー、木工体験、防災クイズ、子供服のリユースコーナーなどが設けられました。子どもたちは思い思いにさまざまな体験に取り組みました。芝生では鬼ごっこをして遊んだり、ダンボールで作ったキャタピラを利用した競争などを通じて、グラウンドには子どもたちの笑い顔と歓声が響き渡りました。木工作業に集中する子どもたちの姿も印象的でした。
子どもたちからは「毎日してほしい!」「夏のプールが楽しみ!」といった感想が聞かれました。大阪市には児童いきいき放課後事業が市内の公立小学校内に設置されていますが、狭い活動スペースや厳しい規制ルールなどを理由に、利用していない子どもも少なくありません。また生野区には学童保育施設がほぼ一つもない状態です。私たちは、地域社会において今後も子どもたちができるだけ自由に遊べる居場所づくりを続けていきます。協力していただいたボランティアスタッフをはじめ皆様に心より感謝いたします。