大阪市生野区は、歴史的に在日コリアンが多く住むまちです。近年は、朝鮮半島以外にも、ベトナムや中国などのニューカマー住民が多く住むようになり、多民族・多国籍化しています。
日本にやってきた子どもの多くは、“日本語指導が必要な”子どもです。生野で、こうした子どもたちがどのような思いで学校生活を送っているのか、現状を知るためにインタビュー調査を実施しました。また、子どものくらしを守り支える保護者はどのように日本で生活し、子育てをしているのか、子どもに関わる支援機関ではどのような支援が行われているのか、インタビュー調査を行いました。そして、日本語指導を必要とするすべての子どもにどのような支援が必要かを検討し、これらを「生野の“日本語指導が必要な”子ども白書」にまとめました。
今回の報告会では、まず基調講演として、NPO法人青少年自立援助センターの田中宝紀さんから、外国ルーツの子どもの全国的な現状や課題、青少年自立援助センターでの取り組みについてお話しいただき、その後に白書の調査結果を報告します。そして、生野区におけるさまざまなステークホルダーの方がたを交えて、子どもの選択肢や可能性を最大限に広げていく地域社会にむけて、生野区だからこそできる支援のあり方やコミュニティづくりを、みなさんとともに考えたいと思います。
日時:2022年6月26日(日)14:00~17:00(受付13:30) 会場:在日韓国基督教会館(KCC)5階講堂(大阪市生野区中川西2-6-10) 定員:80名(要申込・先着順) 参加費:無料 参加申込:Googleフォーム(https://forms.gle/hebQBWGYiqS9zoG17)または以下のチラシ記載のQRコードからお申込みください(締切:6月25日)) 主催:NPO法人クロスベイス 共催:NPO法人IKUNO・多文化ふらっと 協力:大阪大学社会ソリューションイニシアティブ 問合せ先:NPO法人クロスベイス 〒544-0034 大阪市生野区 桃谷4-5-15 班家食工房2階 TEL/FAX 06-6741-1123 MAIL crossbase.info@gmail.com