8月24日(木)、小・中学生対象の体験活動DO/COの『シンギングボウル体験とネパール民族楽器の演奏』を開催しました。
突然の大雨警報で、残念ながら急に参加できなくなった小学生が2名いましたが、雨宿り中だった方たちにも特別にご参加いただき、参加者12名(子ども5名・大人7名)で行いました。
生野区でも急増しているネパールの方たちの文化に興味をもってもらおうと、実際にネパールの山岳地帯に暮らす小学生の日常生活の様子の映像を鑑賞し、その後、クイズ形式で楽しくネパールについて知る時間がありました。子どもたちは日本との違いに驚いている様子でした。その後、お待ちかねのシンギングボウル体験へ。
シンギングボウルとは、ネパール・チベット・インド・ブータンなどで作られ、主に仏教徒たちによって大切に使われてきた仏具です。シンギングボウルを優しくたたいたり、こすったりすると、何とも言えない神秘的な音が響きます。心地よいと感じるのは、シンギングボウルの音が、脳波にα波を増加させる「f分の1ゆらぎ」を起こしているからだそうです。音と振動に集中し、宇宙とつながる時間、何も考えず無となる時間、瞑想の時間となります。
シンギングボウルはサイズも音色もさまざまです。様々な音が重なり合うと、さらに神秘的な音の空間ができあがります。最後に参加者全員でセッションタイムに挑戦!気づけば15分ほども無心に、皆で奏でるいろんな音の響きを全身で感じていました。
参加者からは、「瞑想体験ができて楽しかった!」「ネパールに興味がわき、行ってみたいと思った」「無になれた」「ネパールの文化をやさしく学べ、音楽・映像に心洗われた。得難い体験でした」「心落ち着く音がたくさん聞けた」「パワーをもらった。次につながるなにかをしたいと思う」「ネパールの学生の生活のリアルな様子が知れて楽しかった」などの声が上がりました。
いろいろな国の文化を理解することは、とても楽しいことなんだ!と、改めて感じました。世界が広がる体験を、今後も『体験活動DO/CO』で企画していきたいです。講師の阿部未奈子さん、ありがとうございました!