9月15日、「外国につながる子ども・若者のための国際理解教育ー小学生新聞の学習教材としての可能性を探るー2024年度ワークショップ」を開催しました。
この小学生新聞の可能性を探る取り組みは、もと同志社女子大学教授の藤原孝章教授を中心とした呼びかけ人により昨年度から実施されています。ルビうちの平易な文章で書かれている小学生新聞は、外国につながる若者や子どもへの日本語指導だけでなく、彼/彼女たちと共に学ぶ子どもたちが国際理解教育の視野を広げられる可能性を秘めています。
今回は、活用方法を探るワークショップをIKUNO・多文化ふらっとが共催し、実施しました。関西だけでなく関東地方からもご参集いただき、30名を超える子どもや大人の教育に関わる人が一堂に会して、小学生新聞を活用する具体的なイメージを高めました。所属の異なる人がその背景をベースに話し合うので、発想がさまざまに広がり本当に豊かな時間となりました。また、子どもの母語を大切に考え、それを授業で取り上げようとする関西らしい議論もありました。大阪で実施する意義が感じられた3時間半でした。