学習サポート教室DO-YAでは学習サポ―トに加え、多彩な体験プログラムを実施し子どもの関心や学ぶ意欲を高めるプログラムを実施しています。DO-YAでは今年の1月から3月にかけて「英語でアート」"ART IN ENGLISH"のプロジェクトメンバーに来ていただき、ワークショップを4回開催しました。
「英語でアート」は おもに小・中学生の子どもたちを対象にした「アート」×「英語」のワークショップで、英語をコミュニケーションの道具としてちがう価値観やものの見方に出会い、自分の頭と手を使って創造・表現する楽しさを体験するものです。(英語でアートの活動はこちらから。https://www.artinenglish.net/)
講師はドミニク・ルトランジェさん。日本に拠点を置くフランス人アーティストです。
初回と2回目は「ゼンタングル」に取り組みました。ゼンタングルとは黒いペンや鉛筆で点、直線、曲線の組み合わせで作るパターンアートです。緻密な作業ですが特に計画なく進めることができるので、リラックスして取り組む人、一方で、同じ形を繰り返し書く作業に時を忘れて没頭している人もいました。3回目のテーマは「仮面」。左右対称、立体にするということ以外の共通点は見当たらないぐらい様々な作品が出来上がりました。
最終回は中高生DO-YAの時間帯での実施で、一筆書きで好きなものを書くというもの。作品は自分のルーツのある国や地域の建物、友達の顔、抽象的なものから具体的なものまでこれまた素敵な作品がたくさん出来上がりました。特に受験を終えプレッシャーから解き放たれた時期ということもあってか、いつも以上にわいわいがやがやおしゃべりも弾むワークショップとなりました。
「英語」や「アート」をまっすぐ楽しむ人、筆を動かさなくても友達の作品を鑑賞するという形で参加してくれる人、手を動かす中で「こないだ学校でな」と日頃、悶々としていることについて話してくれる人、白い画用紙では恥ずかしいからとルーズリーフに描く人など、活動を通していろんな思いや価値観を感じることができる機会となりました。
「英語でアート」のメンバーのみなさん、ありがとうございました。