2025年1月26日、いくのパーク多目的室で「猪飼野ちいさな音楽祭」が開催されました。
主催は大阪大学COデザインセンター、いくのふらっとだいがく実行委員会で、ほんま なほさん(大阪大学COデザインセンター)の進行のもと、多彩な演者が出演し、参加者とともにそれぞれの表現をあじわう時間となりました。
村上明美さんは、石垣島で暮らした子ども時代から結婚し生野区で暮らし始めるまでのライフストーリーを民謡を交えながら語りました。
きくたけももえさんは、クロスベイスの学習支援活動で講師をしていたときの子どもとのやりとりや、仕事を通じて出会った人の言葉など、生活の中の何気ない場面から心に残ったことを歌にして、ギターで弾き語りました。また、IKUNO・多文化ふらっとの「おにぎりてんこもり」「小学生DO-YA」に参加して作った新曲をほんまなほさん、柏木敏治さんとともに演奏するスペシャルセッションもあり、盛り上がりました。

おとあそび工房さんのミニ・ワークショップでは、おとあそび工房のみなさんの身体全体を使った表現から、観客も参加して全員でのセッションとなり、会場は熱気に包まれました。
最後の柏木敏治さんは、水俣での暮らし、水俣の人との関わりの中から生まれてきた歌を歌いました。優しいフォークギターの音色と柏木さんの声に皆引き込まれました。
猪飼野ちいさな音楽祭は来年も開催の予定です。来年もどうぞお楽しみに。