7/6(土)に、いくPAの図書室~ふくろうの森~で、「なにがニュースやねん?!」と題して、小学生新聞を使ったワークショップを行いました。8名の子どもたちが参加しました。
ワークショップでは、有志の方からご寄付いただいている、日刊の「毎日小学生新聞」の記事を使いました。図書室を訪れる子どもたちに新聞に親しんでほしいという思いから2年続けてご寄付をいただいています。
イベントは図書室ボランティアである元新聞記者のオカダさんに進行いただきました。
まず、子どもたちの前で新聞を広げ、どんな記事があるかをみんなで一緒に見るところから始まりました。
そして、ワーク開始。自分の好きな記事を選び、その記事を読んで自分で「見出し」をつけてみます。「なにがニュースやねん?!」つまり、この「見出し」が「ニュース」なのです。
「う~んうん」と頭をひねってみんなで考えます。全く違う言葉にしてみるのも面白く、言葉の順番を少し変えたり、新しい言葉を付け加えたりするだけでも、ずいぶんと印象の違う「見出し」になることもわかりました。横で一緒にやってみる大人たちからも「これは難しい」と本音が漏れます。子どもたちが静かに没頭して記事を読む姿が印象的でした。
恥ずかしい~と言いながらも最後はしっかりと発表をしてくれました。
新聞を読む人が減っています。日本全体で毎年数十万部単位で部数を減らしている現実があります。インターネットで自分の興味のあることをすぐに検索できる時代ですが、紙面から新しい出会いを得る体験もぜひ味わってほしいと企画した大人たちで話をしました。
今回の企画は図書室ボランティアメンバーのみなさんの発案・企画・運営で行われました。多彩・多才なメンバーで運営されていることも、図書室~ふくろうの森~の魅力のひとつです。図書室には毎日、小学生新聞が届きます。大人の方も子どものみなさんもどうぞ読みに来てください。