左:山口照美・生野区長 右:森本宮仁子・代表理事
IKUNO・多文化ふらっとは、12月21日(火)に大阪市生野区役所と包括的連携協定を締結しました。今後、本協定により当法人は、生野区役所とパートナーシップをむすび、生野区における多文化共生のまちづくり、子どもの教育、災害時支援、地域活性化、シティプロモーションの5分野において緊密な連携と協力をすすめ、生野区の成長・発展を目指します。
締結式において、山口照美・生野区長は、「多文化ふらっとの皆さんと包括連携を締結ですることができ、うれしく思います。生野区は在日コリアンの方々との長い共生関係を培ってきました。こうした経験を踏まえて、ニューカマーの外国人の方々も含めて外国ルーツの方々の生活課題などについて民間の力を借りて、セーフティーネットをつくっていきたい。今後、多文化共生のまちづくりに向けてよきパートナーとしてよろしくお願いします」と語りました。
多文化ふらっとの森本宮仁子・代表理事は、「御幸森小学校の跡地を多文化共生のまちづくり拠点にして、防災・避難所、地域コミュニティ、多文化共生・多世代交流、新しい学びの機能などの役割を果たしていきたい。そうした活動を通じて生野区役所とも新しい官民協働のあり方をつくっていきたいと思います」と語りました。
協定の締結と写真撮影の後、山口区長、桜井副区長と、多文化ふらっとの森本代表理事、宋悟・事務局長との間でしばらく意見交換が行われました。多文化ふらっとからは、山口区政のあとも引き続いて、多文化共生を区政の重要施策のひとつとして位置付けてくれるよう要望しました。
上:山口照美・生野区長
上:森本宮仁子・代表理事