2025年、あたらしい年がはじまりました。
"いくPAのこども食堂〜てんこもり〜"は毎週金曜日の15時〜19時(てんこもり)と毎週土曜日の12時~14時(おにぎりてんこもり)、いくのパークで開催しています。小学生から高校生までの子どもたちがご飯を食べにやってきます。
昨年もこども食堂~てんこもり~は、たくさんの方々に支えられ、子どもたちが集う居場所となりました。簡単にですが、1年を振り返ってみたいと思います。
7/5(金) 献立「お好み焼き」
この日はホットプレートを使ってみんなでお好み焼きを焼きました。みんなで焼いている最中、高校生のAちゃんがボランティア最高齢(80代)いつも元気なYさんの口に「あ~ん」とお好み焼きを入れてあげる場面が!「え~何してるの?」と聞くと、「だって、AとYさんはラブラブやも~ん」と、2人とも何とも言えないニコニコ笑顔でした。
8/9(金) 献立「小学生たちによる手作りカレー」
8月は猛暑。ボランティアの皆さんがいくのパークに来るのも大変ということで、この日は大人の代わりに子どもたちがご飯を作ることにしました。張り切った小学生数名が野菜を切り、肉を炒めてカレーつくり。みんなで作ったカレーは最高でした。
10/4(金) 献立「本場!ベトナムの揚げ春巻き!」
秋ごろからボランティアに加わってくれたBさんはベトナム出身。この日はBさんのご指導のもと、みんなで揚げ春巻きを作りました。Bさんの丁寧な揚げ方にみんなで惚れ惚れ。もちろん大人気であっという間に完食となりました。
12/6(金) 献立「餃子ピザ~餃子の皮は焼くだけで美味しい~」
「餃子の皮でピザを作ってみよう」と提案してくれたのはJちゃん。「ええ~それってどんなの?」みんな興味津々です。ホットプレートに餃子の皮とチーズやシラス、ウインナーなどの具材をのせて焼いていきます。やりだしたら、たくさんの子どもたちが台所に集まってとっても賑やかになりました。焼けた分からつまみ食いする子も。「あっちっち」と言いながら必死な顔です。いつも「知らんし」が口癖のKくんも率先してみんなの分を焼いてくれました。
こども食堂~てんこもり~の台所を支えるのは外国につながる女性たちです。子どもたちが将来、ふと、こども食堂を思い出すことがあれば、多様な人が暮らすこの街で多様な人たちに支えられていた子ども時代を思い出してほしいと思います。
昨年も食材のご寄付をいただいた皆さん、支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。あたらしい年もどうぞ「いくPAのこども食堂~てんこもり~」をよろしくお願いします。