2月11日(祝・土)、いくPAの農園~ぐるぐる~交流会(6次産業化について学ぼう!)を開催しました。
同交流会は、いくPAの農園~ぐるぐる~の活動を多くの方に知っていただき、いくPAの農園に関わってくださる方・ボランティアを増やすことを目的に開催しました。当日、いくのパークの多目的室に約40名が参加しました。
主催:NPO法人IKUNO・多文化ふらっと×大阪市役所
共催:シミポタ運営事務局(大阪市市民活動総合ポータルサイト)
最初に、いくPAの農園についての簡単な活動紹介。次に、トークセッションの情報提供者として、いくPAの農園のアドバイザーであり、江戸時代から続く伝統農法で農薬を使わずにお米や野菜を栽培されているひまりえん(富田林市)の筒井俊昭さんが、ひまりえんを始められたきっかけや、いくPAの農園への期待について話されました。次にNPO法人農産物加工協会の橋本太郎さんが、6次産業化を支援した事例のご紹介、元愛媛県住みます芸人の田中大樹さんが、愛媛県の農家でのお手伝いや移住者募集の取り組みを紹介されました。次に大阪ぐりぐりマルシェ主宰の中川美陽子さんが、難波神社で開催されているマルシェの現場からzoomで様子を紹介してくださりながら、生産者と消費者をつなげるマルシェのお話しをされました。最後に、生野区の企業であるロート製薬株式会社のいくP(生野を元気にしようプロジェクト!)の伊藤美智子さんが、ロート製薬が沖縄と奈良での取り組む農業・食品事業についてお話してくださりました。その後、参加者たちは質問カードを記入されたり、自由に交流の時間を過ごされました。参加者からは、このような学びや交流できる機会があればまた参加したい、障害を持っている人が活躍できる取り組みがあれば知りたい、との声が上がりました。
この交流会当日、新たに3名の方がいくPAの農園サポーター(ボランティア)に登録してくださりました。また、同じ日の朝、いくのパークの正門前でひまりえんの朝市も開催しました。多くの地域の方が通りすがりに足を止めて、野菜や玄米などを購入してくださりました。畑から葉がついた状態の新鮮な野菜、農薬不使用で育てた野菜や米を求めている方が多くいらっしゃるのだと実感しました。少しずつですが、農園や朝市をきっかけに地域の方とのつながりが増えてきました。朝市は当面の間、月1回(基本的に第2土曜日)のペースで定期開催する予定。これからも、できるだけ多くの地域の方に関わっていただき、このいくのパークを一緒に盛り上げていければと思います。