2024年4月18日、いくPAの多言語相談室~ともに~を開設しました。
同相談窓口では、外国にルーツを持つ地域住民が生活の中で直面する困りごとを支援し、問題解決に向けて伴走します。また、アウトリーチや関係機関のネットワーキングなどの拠点となり、多文化共生の地域を作るアクションへとつなげていきます。
私たちは3つの基本理念と行動指針を大切に運営していきます。
理念1.~個の尊重・エンパワメント~困りごとを支援し、人々と“ともに”生きる
≪行動指針≫ 外国ルーツの人々が抱える生活課題を支援します。
人は生まれながらに一人では生きていくことのできない存在であり、人々と支え合いながら“ともに”生きていく存在であると捉えます。
人々が困りごとを抱えた時には、その困りごとを支援し、問題解決に向けて伴走します。
理念2.~地域の拠点~“共生のとりで”をつくる
≪行動指針≫ 開かれた“共生”の居場所と「差別と抑圧」に抗する“とりで”をつくります。
いつでも開かれた居場所をつくり、アウトリーチ、ネットワーキングなどの拠点(プラットフォーム)機能を担います。
外国ルーツの人たちの「行き先」となり、生活課題の解決に向けた「出発点」となり、差別と抑圧から「人権を護る」地域の拠点をつくります。
理念3.~仕組みづくり~“多文化共生のまち”をつくる
≪行動指針≫個別支援を通じて、地域・社会へのアクションを行います。
外国ルーツの人々の抱える生活課題の背景にある社会の構造的ふりを捉え、それらの解消に向けて地域・社会へ働きかけます。
外国ルーツの人々が、より安心し、より自信をもって、より自由に生きられる多文化共生のまちづくりに向けた仕組みづくりに寄与します。
いくPAの多言語相談窓口~ともに~
ベトナム語:毎週木曜日 13時~17時
中国語:毎週金曜日 13時~17時
主催:NPO法人IKUNO・多文化ふらっと 電話 06-6741-1123