「企業×休眠預金活用団体 SDGsへの貢献につなげる関西マッチング会」が11月14日に、大阪・梅田にあるグランフロントで開催され、多文化ふらっとも休眠預金を活用して社会課題の解決を目指す実行団体・NPO等としてプレゼンとポスターセッションに参加しました。
同会の主催は(一財)日本民間公益活動連携機構(JANPIA)、共催は(公社)関西経済連合会。JANPIAは「休眠預金等活用法」に基づき、休眠預金等を活用し社会課題の解決や民間公益活動を促進するための唯一の指定活用団体であり、「誰ひとり取り残さない持続可能な社会作り」に貢献することを目指しています。
2020年以降に選定されたNPO等は1300団体以上、助成規模は約320億円を越えています。多文化ふらっとも2020年度から3事業の助成金を受けてきました。今回は関西で活動する休眠預金活用団体(実行団体)のうち20のNPOと、34の企業等の連携に向けて対話する機会として開催されました。
同会ではNPO等のプレゼンが終わった後、会場では各団体のブースが設置され、企業の方々との積極的な交流が行われました。多文化ふらっとブース前でも、活動の紹介や企業等の問題意識について対話・交流が行われるなど、今後の連携に向けて有意義な機会となりました。これに先立ち、前日には多文化ふらっとが企業との共同事業体を設立して管理運営している、多文化共生のまちづくり拠点「いくのパーク」にも、JANPIAの二宮理事長をはじめ企業連携チームが視察され、意見交換の機会がもたれました。
こうしたセクターを越えた出会いと交流の場を通じて、NPOとしての多文化ふらっとの社会的責任を再確認しつつ、今後も目線と重心を低くしながら多文化共生のまちづくりに力を尽くす決意を新たにした貴重な機会となりました。